SDGsとは、 「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals) 」のことで、2015年9月の国連サミットにおいて、193の加盟国の全会一致で採択された国際目標です。17のゴール(目標)と169項目のターゲット(達成基準)で構成されており、経済、社会、環境の3つの側面のバランスが取れた社会を2030年までに達成することを目指しています。
そのために、あらゆるステークホルダーが、それぞれの立場から行動することが求められています。

SDGsや
環境問題に
取り組みましょう
SDGsの17のゴールには、環境に関わる分野が多く含まれています。
身近な環境問題への取り組みは、SDGsへの貢献につながり、サステナブルな社会を達成する第一歩となります。
Q:
環境問題やSDGsに取り組むといっても、
何からはじめればいいの?
A:
リユーストナーカートリッジを
おすすめします。
リユースト ナーカートリッジとは
日頃、オフィス等で使用されているレーザープリンターのトナーカートリッジが、
再利用(リユース)されているのをご存じですか?
使用済みの純正トナーカートリッジは回収され、検査、分解、組立て、トナー充填の工程を経て、
リユーストナーカートリッジとして生まれ変わります。
環境保護と資源の有効利用を目的としており、急速に普及してきました。
STEP.1
回収
使用済みトナーカートリッジを回収します。
STEP.2
受入検査・分解・クリーニング
印字検査、外観検査を行い、修理再生が可能かどうか検査します。カートリッジを分解し、摩耗部材、再利用可能な部材へ分類します。再利用可能な部材とカートリッジのクリーニングを丁寧に行います。摩耗部材は廃棄・再資源化されます。
STEP.3
組立て・トナー充填
再利用可能な部材と新しい交換部材を装着し、トナーを充填し、カートリッジを組立てます。
STEP.4
出荷前検査・出荷
実際に印字テストを行い、外観検査を行います。
検査に合格した製品は出荷されます。
CO2の排出量が削減できます
リユーストナーカートリッジを1本使用すると、新たにカートリッジを製造するのに比べ、CO2排出量を約3.4kg削減できます。
(※一般社団法人日本カートリッジリサイクル工業会(AJCR)の試算による)
廃棄物(ゴミ)の再資源化ができます
トナーカートリッジは、再生・使用を数回繰り返したのち、廃棄されます。
その際も、金属類やプラスチック等に分別し粉砕され、燃料や資源として再利用されています。使い終わったあとも廃棄物を極力出さずに済む、環境に優しい製品です。
SDGsの目標達成にも貢献できます
リユーストナーカートリッジを使用することで、SDGsに取り組むことができます。
次の3つが、リユーストナーカートリッジがもたらす効果と関わりの深い分野と言えます。
12(つくる責任、つかう責任)、13(気候変動に具体的な対策を)、14(海の豊かさを守ろう)

12(つくる責任、つかう責任)
2030年までに、廃棄物の発生を大幅に削減することを目指しています。

13(気候変動に具体的な対策を)
気候変動とその影響に立ち向かうための対策が必要とされています。
CO2は、地球温暖化に及ぼす影響がもっとも大きな温室効果ガスであり、CO2を削減することが気候変動につながります。

14(海の豊かさを守ろう)
2025年までに、海洋ごみをはじめとした海洋汚染を防止・大幅に削減することを目指しています。海洋ごみのうち、生態系に悪影響を及ぼすために問題視されているのがプラスチックごみです。

小さな試みからはじめる、サステナブルな社会の実現
サステナブルな社会を形成するために、個人はもちろん、企業においてもSDGsへの取り組みが求められています。
あらゆる分野での社会的課題と、将来的な視点からのニーズがSDGsに盛り込まれており、社会問題や環境問題に取り組んでいるかどうかが企業への評価につながりつつあるからです。
SDGsに取り組むことが、生存戦略や新たなビジネスチャンスの創出、企業イメージの向上などをもたらします。
サステナブルな社会の実現は、皆さんの小さな工夫から。
ぜひ、リユーストナーカートリッジを試すことからはじめてみませんか。
E&Qマークとは
リサイクルトナーカートリッジを安心してご利用いただくために、2011年、日本カートリッジリサイクル工業会(AJCR)※1が制定した「環境と品質」の管理基準です。
第三者審査機関の審査により、環境管理基準29項目、品質管理基準10項目をクリアし認証されたリサイクルトナーカートリッジの本体に、環境(Eco)と品質(Quality)の「E&Qマーク」ラベルを貼付しています。



SMTCとは
レーザープリンター用トナーカートリッジ(モノクロ機)の印字品質を測定するための世界的な標準試験方法。
Standardized Test Methods Committee の略称です。
STMC認定インストラクターよりトレーニングを受け、認定を受けた企業のみが「STMC」ロゴを貼付しています。
E&Qマーク・STMCの信頼性
1)E&QマークとSTMCは官公庁の入札条件に採用されています。
2)E&Qマークは環境省の環境ラベルデータベースに登録されています。
3)E&Qマーク付製品は、純正品のみリユース。模倣品、互換品はリユースしません。


AJCRとは
※1 一般社団法人日本カートリッジリサイクル工業会は、プリンターのトナーカートリッジリサイクル事業を行う国内外の製造業・関連企業の会員で構成された我が国唯一の工業団体です。信頼性向上「E&Qマーク」付製品の推進、環境負荷低減のための「LCA活動」の推進、法の遵守・純正メーカーの知的財産権を侵害しない活動の3つを、事業活動として展開しています。